「聴」ですが・・・akikoと60年代空の旅へ!

 

 

。。。せっかく可愛く撮れたのに、出版社に問い合わせると

       インターネットでは掲載が一切ダメの一点張り。やむなくphoto割愛。。。。sorry!

 

 

LITTLE MISS
JAZZ AND JIVE GOES AROUND THE WORLD!
\2,500(税込)/Verve(ユニバーサル ミュージック)

キャビンアテンダント?いいえ、やっぱりスチュワーデスですよ。

しかもスリムな制服・制帽・パンプスに、肩にかけた小粋なエアラインバッグ。

 

世界旅行が夢のような憧れだった頃の、まぶしい空の旅。

そんな世界へと運んでくれるのが、

akikoというジャズヴォーカリストが歌う「アラウンド・ザ・ワールド」だ。

 

空港のざわざわしつつも活気に満ちた音から始まって、

「さあ、もう数時間後には飛び立つぞ」というわくわく感。

「アラウンド・ザ・ワールド」は映画「八十日間世界一周」のテーマ曲。

ビクター・ヤングの名作だ。

 

目を閉じて!

ティーンの頃、何度も空想した夢の海外旅行へ飛び立たせてくれる1曲。

団塊の世代には胸キュンもの。オススメ。

 

 *************

 

*ちなみにakikoは、若い頃のエラ・フィッツジェラルドを思わせる

甘くまろやかな声と抜群のドライブ感が魅力。

若い頃、エラ・フィッツジェラルド漬けの毎日を送った私には気になる存在だ。

ジャズの名門レーベル、ヴァーヴ初の日本人女性シンガーだそう。

 

「リトルミス ジャズ&ジャイヴ ゴーズ アラウンド・ザ・ワールド」と題されたこのアルバムは、8枚目にあたる。

8曲の収録曲中、もうひとつ、大好きな曲「ミスター・サンドマン」がある。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

世界中が未知数で輝いていた、私らの学校時代。

海外、ジェット機、スチュワーデスなんて聞くたびに胸が躍った。

 

通学風景にエアラインバッグが溢れていたのは、高校時代?

私もスカンジナビア航空の水色のを持っていた(記憶は薄らいでいるけど…)。

 

ポピュラーだったのは、何といってもパンナム!!(懐かしい)

ご長寿番組だった「兼高かおる世界の旅」や大相撲千秋楽の「ヒョーショージョー!」を

高らかに唱えるデビッド・ジョーンズ支配人とパンナムトロフィーも、鮮やかに思い出す。

 

日本航空提供、深夜のラジオ番組、城達也の「ジェットストリーム」も

そんな憧れをかきたてた番組だ。

「ミスター・ロンリー」を聞くと、静まった夜、ラジオに聴きいっていた時間を思い出す。

思い出がいっぱいあるね。

 

お金があれば優雅なフライトで、時間があれば格安チケットで、

いつでも気軽に海外へ行ける今。

(両方ない私の場合は、さておき)庶民もハッピーになった、今という時代。

・・・・・・・・

でも、手の届かないキラキラした憧れの世界がひとつ減った、その寂しさは何だろう。

 

カテゴリー: ココロは 晴耕雨読   パーマリンク

コメントを残す