鹿児島、焼酎

目が覚めると雨。取り敢えず九州最南端・佐多岬、北緯31度まで行ってみる。エジプト・カイロと同じ緯度らしい。岬から望む開聞岳を期待していたのだが、残念、無念、見えない!展望台入口のおばちゃんが今日最初の客に「今日は見えないから登ってもしょうがないヨ!」と200円の入場料を取ろうとしなかった。

予定はフェリーで指宿に渡って開聞岳と温泉だったのだが、急遽変更、目的地を鹿児島市にする。途中、うっすらとではあるが開聞岳が見えたのだがすぐに消えてしまった。桜島からフェリーか、垂水からにするか、結局、垂水から船に乗って鹿児島に到着する。何処に行こう? お決まりコースだが、城山に登り、西郷隆盛の洞窟を見て、仙巌園に至る。仙巌園は天璋院篤姫様・島津家の御殿で、桜島を借景とする雄大な庭園が売り物である。観光客の姿も多い。樹齢300年、歴史の変動を見てきた五葉
松の大樹に感動を覚えた。桜島は低い雲の中、見えなかった。

鹿児島は元気な街だ。天文館はどこから出てきたのだろう?思われるほど若い人であふれ、銀座や日本橋のようなオジサン・オバサンの姿がない。鹿児島のガイドブックを求めに入った老舗百貨店・山形屋でも若い人の姿が多い。軌道に芝生が張られた市
電もなかなかお洒落である。

焼酎の注文に迷っている。昨日、イモ焼酎二合を注文するとストレートの焼酎二合と魔法瓶に入ったお湯が来た・750円―ちょっと多すぎる。今日、一合を頼むとすでにお湯で割ったものが小さな徳利で出てきた・300円。追加で二合を注文してしまった。酒飲みには大きな問題だ!!

(3.9 記)

千葉県柏市在住 河内のオッサン

カテゴリー: 河内のオッサンの旅   パーマリンク

コメントを残す